定義
解像度を上げるとは、情報を増やすことではなく判断を具体化すること。
仕事や企画の場で「解像度が高い」と言うとき、単に情報量が多い状態を指すとは限りません。詳しいだけ、細かいだけでは、かえって動けなくなることがあります。解像度は、ぼんやりした問題を分け、次の行動を決めやすくするための見え方です。
この本では、問いの立て方、現場観察、課題の切り分け、仮説検証、優先順位、言葉の具体化、チーム共有までを扱います。問題を大きなかたまりのまま眺めるのではなく、どこが分からないのか、何を確かめれば進むのかを見ます。
解像度を上げる目的は、完璧な分析を作ることではありません。迷いを減らし、何から始めるかを決めることです。会議、企画、営業、商品開発で、曖昧な違和感を具体的な観察や試行に変えるための概念です。
この概念の論点
12節- 解像度とは何か
- ぼんやりを具体に変える
- 思考の解像度
- 仕事の解像度
- 成果が変わる見え方
- 仮説検証で確かめる
- 現場観察で見る
- 課題を切り分ける
- チームで共有する
- 優先順位を見える化する
- 言葉を具体化する
- 見すぎて動けない罠